高溫超電導機器の冷卻裝置及びその運転方法 -産業ガス分野
加熱裝置を用いることなく、過冷狀態のネオンガスを昇溫(特許第5705375號)
本特許は、冷媒として液體窒素を循環させて高溫超電導機器を冷卻する際、加熱裝置を用いることなく液體窒素が凝固することを防ぐ技術に関するものです。
従來、液體窒素を循環させて高溫超電導機器を冷卻する際、副熱交換器內において液體窒素を冷卻するネオンガスが過冷となっていました。これにより、液體窒素が凝固點63K(-210℃)よりも冷やされることで、副熱交換器內で凝固し、液體窒素流路が閉塞する問題が発生していました。
本特許の冷卻裝置および冷卻方法は、副熱交換器において液體窒素と熱交換して昇溫したネオンガスを副熱交換器の低溫側に戻し、過冷狀態のネオンガスを昇溫することで、液體窒素の凝固を防止できます。これにより、高溫超電導機器を長期間連続して冷卻することができます。

特長
- ヒーターなど加熱裝置を用いることなく、過冷狀態であるネオンガスを昇溫することができ、液體窒素の凝固を防止することができます。
- 長期間連続して冷卻することができます。
対象商品
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